肌は見た目年齢を左右する重要な要素です。
しかし、肌のために高い美容液をつけることは効率的ではありません。
最も重要なことは水を飲むことです。
もしかしたら、あなたは「水を飲むことが肌にそこまで影響するのか」と思うかもしれません。
赤ちゃんのようなプルプルした肌に近いと肌が若く見えます。
なぜ赤ちゃんの肌はプルプルしているかというと、体内の水分量が多いからです。
赤ちゃんの肌は皮膚が薄いため成人よりも皮膚の水分量は少ないですが、体内の水分量が成人よりも多いです。
大人の水分量が体の約60%に対して、赤ちゃんの水分量は体の約70%あります。
また、歳をとるにつれて体内の水分量は減少する傾向にあります。
適度な水分補給で体内の水分量を適切な値にすることが重要です。
しかし、単純に水分を取ればよいというわけではありません。
ラーメンの残り汁は塩分の過剰摂取になりがちです。
摂取する水はミネラルウォーターが良いです。
面倒な場合は水道水でも問題ありません。
次に食事が重要です。
バランスの良い食事を摂り、悪影響が出る食べ物をなるべく避ける必要があります。
肌に悪い影響が出やすいものは揚げ物やお菓子です。
実際にハルトがポテチを一袋食べると、次の日に高確率でニキビが発生します。
身体の外から塗る化粧水、乳液、美容液はよく「肌の深くまで浸透」と言われることが多いです。
しかし、この「肌の深くまで」というのは肌の「角質層」までのことを指しています。
人の皮膚は約2mmですが、角質層と呼ばれる部分は0.02mmの部分です。
角質層は死んだ細胞で出来ており、かなり薄い表面の層になります。
化粧水、乳液、美容液などは肌の保湿の役割が大きいです。
それらを肌に塗ることで、うるおいのある肌を維持できます。
なぜ、多くの人が美容液を重視した思考になっているのかというと、テレビCMの影響が大きいです。
芸能人が登場する美容液のCMで、「美容液を塗るときれいになれる」という先入観が植え付けられています。
また、ネットの場合でも、アフィリエイターの人たちが作成した「オススメ美容液ランキング」のようなサイトであふれかえっています。
つまり、肌のためには水と食事の改善が優先です。
花を育てる時でも肥沃な土壌に水をやることで、きれいな花が咲きます。
肌に美容液を塗るのは、花びらにワセリンを塗り込むようなものです。